『André Butzer』 ── アンドレ・ブッツァー

André Butzer


UPDATE: 2020年10月3日

『André Butzer』 ── アンドレ・ブッツァー

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2020年10月24日(土)より、『André Butzer』展を、清春芸術村 安藤忠雄の光の美術館にて開催いたします。

アンドレ・ブッツァーはドイツの画家で、今年の5月にCELINE(セリーヌ)とコラボレーションしたアイテムが発表されるなど、世界各国で高い評価を受けています。

本展示では、彼の代表シリーズの1つである<N-Paintings>を展示いたします。

 

 

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アートは決して明白ではない。真実は常に部分的に隠されているものだ。

 

 

今回のシリーズ、いわゆる〈N-Paintingsは長年にわたって制作されたもので、私がこれまで描いてきた全てのイメージ、特に「グレー」と、その上に「ケーブル」が描かれた構成による作品のイメージから派生したシリーズであると言える。

私はいつも、何が描かれていたとしても、すべてのイメージは平等だと考える。それらはほぼ同じである絵で表された真実、すなわち出発点であると言える、絵で表された場である。

N-Paintingsは私が戻らなければならなかった出発点である。いかなるものも私の黒いペインティングとのこれまでの経験、そして今現在の私が持つ経験を取り消すことはできない。それらの黒いペインティングはこれからもこの先もすべてのイメージの基盤である。それらは私の絵の起源である生まれの場所と死の場所、始まりと終わりは、いつもひとつだ。

N-Paintingsは否定性である。それらは否定であり、悪いことではない。それらは絶対的な否定性である。何も適用されない。

N-Paintingsはそれ自体に終わりがない。逆に言えばそれ自体がすでに無限であるため、永遠ににそれを描く必要がないと言える正確な理由である。それらは終わらない。つまり、〈N-Paintingsが行うタスク、またそれが持っているタスクは無限であるということである。私がいないとしてもこのタスクは存在する。

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とにかく、私は〈N-Paintingsが私の全体の中心にあるように最初に決めた。そうでなければ、全ては終わりである。今、それらは核なのである。

 

 

 

 

 ―アンドレ・ブッツァー

 

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この文章はアンドレブッツァーが行った Bodensee TV, VICE / Garage Magazine, Kunstforum international そして Lena Tilkとの四つの取材での会話を集めてから編集しました。

 

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■ André Butzer(アンドレ・ブッツァー)プロフィール

1973年ドイツ・シュトゥットガルト生まれ。
2000年、ハンブルクのアカデミー・アイソトロップを卒業。

 

近年の主な個展
YUZ Museum (中国・上海、2020) IKOB Museum of Contemporary Art (ベルギー・オイペン、2018) Växjö Konsthall (スウェーデン・ベクショー、2017) Neue Galerie Gladbeck (ドイツ・グラッドベック、2016) hiromiyoshii roppongi (東京、2016) 他

 

 

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アンドレ・ブッツァー展
André Butzer
2020年10月24日(土)-2021年1月24日(日)
清春芸術村 光の美術館

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