白樺派の時代展 志賀直哉コレクションを中心として

The Era of Shirakaba-ha -- From Naoya Shiga Collection


Upate: 2017年3月15日

志賀直哉像

雑誌「白樺」は、武者小路実篤や志賀直哉など学習院の文芸グループを主体として、1910年に発行されました。
白樺派と呼ばれた同人の中には、自ら絵筆を取るものも多く、その幅広い自己表現は、明治・大正期の青年知識階級に影響を与えました。
また、白樺派の活動は文学だけではなく画家の有島生馬や岸田劉生、梅原龍三郎らも参加し、芸術について多くの原稿を寄せ、同時代の重要な西洋美術を日本に紹介するという画期的かつ斬新な活動も試み、日本に大きな渦を巻き起こしました。その後は美術館設立を夢見て、セザンヌ・マチス・ゴッホなどの巨匠の作品を買い集め、18回にも及ぶ白樺派主催の展覧展を開催しています。
この度、本展では新規収蔵品として、志賀直吉氏より1120点の寄贈を受けた志賀直哉所蔵作品の中から一部を公開致します。当時の白樺派の夢を再現した当清春白樺美術館にて、同人たちの作品をご鑑賞いただき、雑誌「白樺」の類い希なるその軌跡を辿りながら、彼らの傾けた情熱を今一度感じていただく機会となれば幸いです。


白樺派の時代展 志賀直哉コレクションを中心として
The Era of Shirakaba-ha From Naoya Shiga Collection
会期:2017年3月25日[土]-5月14日[日]
会場:清春白樺美術館第一展示室
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
入館料:一般1500円(1400) 大高生1000円(900)
小・中学生入館無料*()内は20名以上の団体料金
チラシPDFダウンロードはこちらから


Category: EXHIBITION

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