＜山梨国際芸術祭 落合陽一作品について＞

当作品はアクチュエータによって伸縮可能な鏡面を用いたインスタレーションです。変形はアクチュエーターによって行われており、固定端の伸縮可能な薄膜の開発には長く時間がかかりました。建築材という制約のもと変形インスタレーションを構築するために開発してきた皆様の並々ならぬ努力に感謝します。

また私が2012年より発表している鏡面や膜面を音響振動で変形させる映像装置シリーズは、2012年以降原著論文を多く出版しているほか、芸術祭や個展、グループ展示等で多くの人にご覧いただいてきました。こちらも動画をご覧いただくと私の修士課程からの表示技術探究と表現の歴史が見えると思います。（薄膜振動の鏡面表現・解析については私は2012年より多く原著論文を発表しています）

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落合陽一